モルガン・スタンレーのテッド・ウィスマン米エコノミスト
米第4四半期国内総生産(GDP)確報値は前期比年率+0.6%となり、市場予想および改定値の+0.6%通りだった。個人消費が同+2.3%と予想外に高い伸びを示し、改定値の+1.9%から大幅に上方修正されている。設備投資が同+6.0%と改定値の同+6.9%から下方修正されたほか、政府支出も同+2.0%と改定値の同+2.2%を下回ったが、これらの下方修正を個人消費が補うかたちとなった。住宅投資は同▲25.2%と改定値と変わらず。一方で在庫は同▲183億ドルと、改定値の同▲101億ドルから大幅に引き下げられた。GDP寄与度は▲1.8%pと改定値の▲1.1%pから悪化している。
税引き後の企業収益は前年同期比+3.3%。ただ統計上、評価損や住宅ローンの損失が計上されておらずゲタを履いた数字となっている。
米第4四半期国内総生産(GDP)デフレーター・確報値は前期比年率+2.4%となり、市場予想の同+2.7%より弱かった。改定値は同+2.7%。
米第4四半期コア個人消費支出(PCE)指数・確報値は前期比年率+2.5%となり、市場予想の同+2.7%より弱かった。改定値は同+2.7%。小幅な下方修正に止まっており、米2月PCEデフレーター・コアに影響を与えることはなさそうだ。(了)
(03/28 00:27) |